抗酸化作用(老化の予防) を有する食物繊維
番外:栄養成分データーベース - 2010年07月15日 (木)
食物繊維には A.水溶性食物繊維(ペクチン、ゴマリグナン、アルギン酸、ラミナリン、フコイダンなど)、B.不溶性食物繊維(セルロース、リグニン、β-グルカンなど)、C.その他(コンドロイチン硫酸、キチン・キトサンなど)があります。
A.水溶性食物繊維
1.ペクチン (水溶性および不溶性食物繊維)
(1)コレステロールの低減作用があります。
胆汁酸が腸管内で吸収されるのを防ぐことにより、胆汁酸の合成原料であるコレステロールを低減させます。
ペクチンを多く含む食品
リンゴの皮、柑橘類の皮
2.ゴマリグナン類 (セサミン等) (水溶性食物繊維、ファイトケミカル)
ゴマにはセサミン、セサモール、セサミノールなどさまざまなゴマリグナンが含まれています。中でも50%以上を占める主成分である「セサミン」には不老長寿の根拠となる優れた効果があることが、最近の研究で明らかになってきました。
植物油は古くなってくるとドロドロとして、臭いも悪くなってきます。これは、植物油が空気にふれて酸化したためで、このように酸化した植物油を食べると、体の脂質を変化させ、体内に過酸化脂質を増やしてしまう原因になります。体内に生じた過酸化脂質は、細胞の活力を奪い、老化や成人病、ガンなどを招くといわれています。
ところが、同じ植物油でも、ゴマからとったゴマ油は酸化しにくく、めったに腐ることはありません。これは、ゴマに含まれる抗酸化成分のおかげと考えられています
(1)強力な抗酸化作用があります。
コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やすといわれる物質には、ゴマに含まれるリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸があります。
ところが、不飽和脂肪酸は酸化しやすく、体内で効力を発揮しにくいという欠点があります。
そこで役立つのが、ゴマの成分セサミンの抗酸化力です。セサミンの優れた抵酸化力がこれを食い止ることで、リノール酸とオレイン酸は効力を失うことなく、体内の悪玉コレステロールを抑えることができます。
(2)活性酸素の発生率が高い肝臓に直接働きかけて肝臓の機能を強化し、肝臓がんの発生を抑えます。(抗がん作用) ゴマの抗酸化成分の中でも、セサミンは、体内に入ると、紫外線やタバコ、ストレスなどによって発生した活性酸素の働きを抑え、活性酸素の害から体を守ってくれます。
また肝臓に直接働きかけて肝臓の機能を強化し、肝臓がんの発生を抑える作用があります。特に、セサミンの抗酸化力は、体内の中でも最も活性酸素がたまりやすい肝臓内で、大いに発揮されます。
セサミンはラットを使った実験によって、セサミンに肝臓内の活性酸素を除去する効果のあることや、肝機能検査GOT、GPTといった検査の値を改善する効果のあることが明らかになっています。さらに、最近では、セサミンには肝臓ガンを抑制する効果があるという研究発表もなされています。
(3)アルコールの分解をスムーズに進めるため、二日酔いや悪酔いを防止します。
セサミンを摂取してからアルコールを飲んだ場合と、そうでない場合を比較した実験では、セサミンを摂取した場合だけ、体内のアルコール濃度の上昇が低く、酔いにくいことがわかりました。
さらに上昇したアルコール濃度が下がる速度も速いという結果が得られています。アルコールの分解をスムーズに進めるために、二日酔いや悪酔いを防止すると考えられています。
このように、様々な研究・実験によって、セサミンが肝機能を強力にサポートし、二日酔いから肝臓ガンまであらゆる肝臓のトラブルを強力に防ぐ働きのあることが実証されています。
(4)ビタミンEと協力して活性酸素を取り除きます。
ビタミンEは、セサミンと同じく抗酸化力を持っていますが、非常にデリケートで、肝臓に達した途端、活性酸素によって壊されてしまう心配があります。その点、セサミンは非常に安定していて壊れにくく、肝臓に早回りすることができ、無傷で肝臓まで到達し、肝臓内の活性酸素を強力に除去して、ビタミンEを守ることが出来ます。
その結果、セサミンに守られたビタミンEは、血流に乗って全身をまわり、体中の活性酸素を取り除くことができます。
(5)毛細血管の血行促進による血圧低下作用があります。
セサミンにはその他に毛細血管の血行促進作用によって血圧を低下させたり、冷え性や肩コリを改善する効果、ホルモンの分泌異常を調節して更年期障害の症状を改善したり骨粗鬆症を予防する効果があります。
(6)ダイエット効果があります。
セサミンには、この他にも、なかなか燃焼しにくい脂肪を燃えやすいように溶かし出すという、女性にとって非常に嬉しい効果があります。(ダイエット効果)
また、細胞を活性化させることによる肌や髪の毛の健康を守る美容効果などあります。
ゴマリグナン類 (セサミン等) を多く含む食品
ゴマ
3.アルギン酸(海藻のヌルヌル成分 水溶性食物繊維)
(1)血圧低下作用があります。
体内でNaと結合しアルギン酸NaとなってNaを排泄促進し、血圧を下げます。
(2)コレステロールを低下させます。
アルギン酸は胆汁酸を排出して原料となるコレステロールを消費させます。
(3)便秘に有効です。
便秘を解消し、大腸がんの予防にもいいと言われています。
アルギン酸 を多く含む食品
こんぶ、わかめ、のり、ひじき
4.フコイダン(海藻のヌルヌル成分 水溶性食物繊維)(抗がん作用)
特にフコイダンの含有量が多いのがオキナワモズクで、昆布に比べて5倍以上のフコイダンを含んでいるといわれます。
アポトーシス誘導作用による抗がん作用があります。
フコイダンには、がん細胞を自滅させるはたらき(アポトーシス誘導作用)があることが判明しています。
全ての生物の細胞には、細胞が異常環境におかれたり、老化して役割を終えたときに、自滅するように指令する遺伝子が組み込まれています。その指令を受けて、細胞が自殺死することを「アポトーシス」といいいます。
この「アポトーシス」によって、体内で古い細胞が死に、新しい細胞が生まれてくるという代謝が繰り返され、身体の健康を保っています。がん細胞はアポトーシス指令が全く効かなくなってしまう異常細胞で、放っておくと、どんどん分裂・増殖を繰り返します。フコイダンは、そのようながん細胞に直接はたらいて自滅するようにしむける作用があります。
抗がん剤の多くは、がん細胞を攻撃するものですが、がん細胞だけでなく、正常な細胞やがんと闘う免疫細胞まで傷つけてしまい、患者の身体にダメージを与えて副作用がでてしまうものもあります。
一方、フコイダンは、正常な細胞に対しては作用せず、副作用が少ないことが明らかになっており、がんの治療現場でも使われています。
(1)U-フコイダンががん細胞のアポトーシス(自滅)を促進し、がんの増殖を抑えます。
(2)胃潰瘍の原因菌であるピロリ菌が胃壁に付着するのを防止します。
(3)血液を浄化し、コレステロールを低下する作用があります。
(4)腸内細菌の栄養源となり腸のはたらきをよくする整腸作用があります。
(5)血液凝固を抑制する作用があります。(サラサラにする)
(6)アレルギーの改善や免疫を強化する作用があります。
フコイダンを多く含む食品
もずく酢
5.マンナン(粘質多糖類 代表格:コンニャクマンアン)
(1)腸を大掃除します。
(2)コレステロール低下作用があります。
高脂血症の予防に有効です。
(3)便秘を解消します。
便通をよくし便秘を解消します。糖尿病の予防、大腸がんの予防に有効です。
マンナンを多く含む食品
コンニャク
(参考)オリゴ糖(大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖など)
B.不水溶性食物繊維
1.リグニン (不水溶性食物繊維)
(1)胆汁酸の腸肝循環を抑制します。
腸肝循環している胆汁酸を吸着して体外に排出しコレステロールを減らします。
(2)分子が大きいため消化酵素で分解されず便通を促進させます。
リグニンを多く含む食品
豆、ココア、いちごの種、切り干し大根
2.グルカン(きのこ多糖類 不溶性食物繊維)(抗がん作用)
グルカンはグルコースを含む多糖類の総称です。
1)β-グルカン
(1)強い抗ガン作用:(抗ガン剤:クレスチンやレンチナンの作用)
体内に侵入した異物を破壊する作用をもつマクロファージやナチュラルキラー細胞などの働きを活性化させ、免疫力を高めてがん細胞の増殖を抑える働きをします。
β-グルカンを多く含む食品
まいたけ、パン酵母
2)グルカンMD-フラクション
(1)抗ガン作用
グルカンMD-フラクションを多く含む食品
まいたけ
3)グルカンX-フラクション
(1)血糖、コレステロール低下作用 (糖尿病)
グルカンX-フラクションを多く含む食品
しいたけ
C.その他の食物繊維
1.キチン・キトサン (その他の食物繊維)
多くの健康食品素材がある中で、その物質について専門的に研究する学会「日本キチン・キトサン学会」があります。
1)コレステロール低下作用があります。
コレステロールの肝臓への吸収・吸着を抑えます。また、胆汁酸を吸着してコレステロールの排泄を促進します。これはリンゴ皮に多いペクチンより強い作用でることが証明されています。
2)血圧低下作用があります。
Naを吸着して排泄し、血圧を下げます。また、アンジオテンシン変換酵素の阻害作用にもとづく血圧低下作用も見つかっています。
3)脂肪吸収阻止作用があります。
脂肪の吸収を抑制し肥満を防止します。
4)免疫力強化作用
がんの転移を防ぎ増殖を抑える作用があります。
5)その他: 腎機能の正常化、血栓予防、肝臓機能強化などの作用が確認されています。
キチン・キトサンを多く含む食品
カニの甲羅(ズワイガニの甲羅の主成分であるキチンを分解してキトサンを抽出します。)
キチン・キトサンのサプリ
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A.水溶性食物繊維
1.ペクチン (水溶性および不溶性食物繊維)
(1)コレステロールの低減作用があります。
胆汁酸が腸管内で吸収されるのを防ぐことにより、胆汁酸の合成原料であるコレステロールを低減させます。
ペクチンを多く含む食品
リンゴの皮、柑橘類の皮
2.ゴマリグナン類 (セサミン等) (水溶性食物繊維、ファイトケミカル)
ゴマにはセサミン、セサモール、セサミノールなどさまざまなゴマリグナンが含まれています。中でも50%以上を占める主成分である「セサミン」には不老長寿の根拠となる優れた効果があることが、最近の研究で明らかになってきました。
植物油は古くなってくるとドロドロとして、臭いも悪くなってきます。これは、植物油が空気にふれて酸化したためで、このように酸化した植物油を食べると、体の脂質を変化させ、体内に過酸化脂質を増やしてしまう原因になります。体内に生じた過酸化脂質は、細胞の活力を奪い、老化や成人病、ガンなどを招くといわれています。
ところが、同じ植物油でも、ゴマからとったゴマ油は酸化しにくく、めったに腐ることはありません。これは、ゴマに含まれる抗酸化成分のおかげと考えられています
(1)強力な抗酸化作用があります。
コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やすといわれる物質には、ゴマに含まれるリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸があります。
ところが、不飽和脂肪酸は酸化しやすく、体内で効力を発揮しにくいという欠点があります。
そこで役立つのが、ゴマの成分セサミンの抗酸化力です。セサミンの優れた抵酸化力がこれを食い止ることで、リノール酸とオレイン酸は効力を失うことなく、体内の悪玉コレステロールを抑えることができます。
(2)活性酸素の発生率が高い肝臓に直接働きかけて肝臓の機能を強化し、肝臓がんの発生を抑えます。(抗がん作用) ゴマの抗酸化成分の中でも、セサミンは、体内に入ると、紫外線やタバコ、ストレスなどによって発生した活性酸素の働きを抑え、活性酸素の害から体を守ってくれます。
また肝臓に直接働きかけて肝臓の機能を強化し、肝臓がんの発生を抑える作用があります。特に、セサミンの抗酸化力は、体内の中でも最も活性酸素がたまりやすい肝臓内で、大いに発揮されます。
セサミンはラットを使った実験によって、セサミンに肝臓内の活性酸素を除去する効果のあることや、肝機能検査GOT、GPTといった検査の値を改善する効果のあることが明らかになっています。さらに、最近では、セサミンには肝臓ガンを抑制する効果があるという研究発表もなされています。
(3)アルコールの分解をスムーズに進めるため、二日酔いや悪酔いを防止します。
セサミンを摂取してからアルコールを飲んだ場合と、そうでない場合を比較した実験では、セサミンを摂取した場合だけ、体内のアルコール濃度の上昇が低く、酔いにくいことがわかりました。
さらに上昇したアルコール濃度が下がる速度も速いという結果が得られています。アルコールの分解をスムーズに進めるために、二日酔いや悪酔いを防止すると考えられています。
このように、様々な研究・実験によって、セサミンが肝機能を強力にサポートし、二日酔いから肝臓ガンまであらゆる肝臓のトラブルを強力に防ぐ働きのあることが実証されています。
(4)ビタミンEと協力して活性酸素を取り除きます。
ビタミンEは、セサミンと同じく抗酸化力を持っていますが、非常にデリケートで、肝臓に達した途端、活性酸素によって壊されてしまう心配があります。その点、セサミンは非常に安定していて壊れにくく、肝臓に早回りすることができ、無傷で肝臓まで到達し、肝臓内の活性酸素を強力に除去して、ビタミンEを守ることが出来ます。
その結果、セサミンに守られたビタミンEは、血流に乗って全身をまわり、体中の活性酸素を取り除くことができます。
(5)毛細血管の血行促進による血圧低下作用があります。
セサミンにはその他に毛細血管の血行促進作用によって血圧を低下させたり、冷え性や肩コリを改善する効果、ホルモンの分泌異常を調節して更年期障害の症状を改善したり骨粗鬆症を予防する効果があります。
(6)ダイエット効果があります。
セサミンには、この他にも、なかなか燃焼しにくい脂肪を燃えやすいように溶かし出すという、女性にとって非常に嬉しい効果があります。(ダイエット効果)
また、細胞を活性化させることによる肌や髪の毛の健康を守る美容効果などあります。
ゴマリグナン類 (セサミン等) を多く含む食品
ゴマ
3.アルギン酸(海藻のヌルヌル成分 水溶性食物繊維)
(1)血圧低下作用があります。
体内でNaと結合しアルギン酸NaとなってNaを排泄促進し、血圧を下げます。
(2)コレステロールを低下させます。
アルギン酸は胆汁酸を排出して原料となるコレステロールを消費させます。
(3)便秘に有効です。
便秘を解消し、大腸がんの予防にもいいと言われています。
アルギン酸 を多く含む食品
こんぶ、わかめ、のり、ひじき
4.フコイダン(海藻のヌルヌル成分 水溶性食物繊維)(抗がん作用)
特にフコイダンの含有量が多いのがオキナワモズクで、昆布に比べて5倍以上のフコイダンを含んでいるといわれます。
アポトーシス誘導作用による抗がん作用があります。
フコイダンには、がん細胞を自滅させるはたらき(アポトーシス誘導作用)があることが判明しています。
全ての生物の細胞には、細胞が異常環境におかれたり、老化して役割を終えたときに、自滅するように指令する遺伝子が組み込まれています。その指令を受けて、細胞が自殺死することを「アポトーシス」といいいます。
この「アポトーシス」によって、体内で古い細胞が死に、新しい細胞が生まれてくるという代謝が繰り返され、身体の健康を保っています。がん細胞はアポトーシス指令が全く効かなくなってしまう異常細胞で、放っておくと、どんどん分裂・増殖を繰り返します。フコイダンは、そのようながん細胞に直接はたらいて自滅するようにしむける作用があります。
抗がん剤の多くは、がん細胞を攻撃するものですが、がん細胞だけでなく、正常な細胞やがんと闘う免疫細胞まで傷つけてしまい、患者の身体にダメージを与えて副作用がでてしまうものもあります。
一方、フコイダンは、正常な細胞に対しては作用せず、副作用が少ないことが明らかになっており、がんの治療現場でも使われています。
(1)U-フコイダンががん細胞のアポトーシス(自滅)を促進し、がんの増殖を抑えます。
(2)胃潰瘍の原因菌であるピロリ菌が胃壁に付着するのを防止します。
(3)血液を浄化し、コレステロールを低下する作用があります。
(4)腸内細菌の栄養源となり腸のはたらきをよくする整腸作用があります。
(5)血液凝固を抑制する作用があります。(サラサラにする)
(6)アレルギーの改善や免疫を強化する作用があります。
フコイダンを多く含む食品
もずく酢
5.マンナン(粘質多糖類 代表格:コンニャクマンアン)
(1)腸を大掃除します。
(2)コレステロール低下作用があります。
高脂血症の予防に有効です。
(3)便秘を解消します。
便通をよくし便秘を解消します。糖尿病の予防、大腸がんの予防に有効です。
マンナンを多く含む食品
コンニャク
(参考)オリゴ糖(大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖など)
B.不水溶性食物繊維
1.リグニン (不水溶性食物繊維)
(1)胆汁酸の腸肝循環を抑制します。
腸肝循環している胆汁酸を吸着して体外に排出しコレステロールを減らします。
(2)分子が大きいため消化酵素で分解されず便通を促進させます。
リグニンを多く含む食品
豆、ココア、いちごの種、切り干し大根
2.グルカン(きのこ多糖類 不溶性食物繊維)(抗がん作用)
グルカンはグルコースを含む多糖類の総称です。
1)β-グルカン
(1)強い抗ガン作用:(抗ガン剤:クレスチンやレンチナンの作用)
体内に侵入した異物を破壊する作用をもつマクロファージやナチュラルキラー細胞などの働きを活性化させ、免疫力を高めてがん細胞の増殖を抑える働きをします。
β-グルカンを多く含む食品
まいたけ、パン酵母
2)グルカンMD-フラクション
(1)抗ガン作用
グルカンMD-フラクションを多く含む食品
まいたけ
3)グルカンX-フラクション
(1)血糖、コレステロール低下作用 (糖尿病)
グルカンX-フラクションを多く含む食品
しいたけ
C.その他の食物繊維
1.キチン・キトサン (その他の食物繊維)
多くの健康食品素材がある中で、その物質について専門的に研究する学会「日本キチン・キトサン学会」があります。
1)コレステロール低下作用があります。
コレステロールの肝臓への吸収・吸着を抑えます。また、胆汁酸を吸着してコレステロールの排泄を促進します。これはリンゴ皮に多いペクチンより強い作用でることが証明されています。
2)血圧低下作用があります。
Naを吸着して排泄し、血圧を下げます。また、アンジオテンシン変換酵素の阻害作用にもとづく血圧低下作用も見つかっています。
3)脂肪吸収阻止作用があります。
脂肪の吸収を抑制し肥満を防止します。
4)免疫力強化作用
がんの転移を防ぎ増殖を抑える作用があります。
5)その他: 腎機能の正常化、血栓予防、肝臓機能強化などの作用が確認されています。
キチン・キトサンを多く含む食品
カニの甲羅(ズワイガニの甲羅の主成分であるキチンを分解してキトサンを抽出します。)
キチン・キトサンのサプリ
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