医学的なエビデンス(EBM*)に基づいたサプリ&ハーブ情報(8)
皮膚疾患 - 2010年07月31日 (土)
・皮膚疾患
・尋常性乾癬、脂漏性皮膚炎(脂漏性、ふけ)
B:アロエ
アロエは、アフリカ原産の多年生多肉植物で多くの種類があります。一般にはケープアロエ、アロエベラ(キュラソーアロエ)、キダチアロエがよく知られています。
ケープアロエは日本薬局方で規定され緩下成分が多い種類で、アロエベラは欧米由来で葉が大きく厚い種類、キダチアロエは我が国でよく見かける種類です。
アロエは古代エジプト時代から使われ、現在でも医薬品、食品、化粧品の分野で広く利用されています。アロエの中国語名は「芦薈」であり、中薬として用いられるのは、アロエベラ、ケープアロエの葉の液汁を濃縮し乾燥したものです。
一般に「便通作用がある」、「傷の治癒促進作用がある」などといわれ、便秘に対してはおそらく有効と思われることから、コミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)もアロエベラとケープアロエの使用を承認しています。
また、アロエベラのゲル(葉の中央にある柔組織存在する粘性の物質)の外用は、痛みや火傷の回復に対して有効性が示唆されています。
副作用(安全性)については、
長期間の多量摂取や12歳以下の小児の摂取、妊娠中・授乳中や月経時、腸の病気の場合、摂取には注意が必要であるとされています。
・妊娠時、月経時、授乳中には使用しないこと。
8-10日間を超える期間の使用、12歳以下の小児、腸閉塞や原因不明の腹痛、炎症を伴ういかなる腸の症状・状態(虫垂炎、大腸炎、クローン病、過敏性大腸症候群など)、痔疾、腎臓障害にも使用禁忌となっていまなす。
医薬品等との飲み合わせ(相互作用)については
・強心配糖体を含むハーブや医薬品との併用で、その毒性を増加させることが考えられるので注意が必要です。
トクサやリコリス、また緩下作用のあるハーブ、コルチコステロイド、利尿薬との併用で、低カリウム血症がより起こりやすくなることが考えられる。
・抗不整脈薬との併用で、その毒性が増す可能性があります。
・アロエを摂取していると臨床検査において、血糖値、血中カリウム濃度、色調を見る尿検査などに影響を与える場合があります。
医学的なエビデンス(EBM*)に基づいた医療情報(1)は→こちら
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・尋常性乾癬、脂漏性皮膚炎(脂漏性、ふけ)
B:アロエ
アロエは、アフリカ原産の多年生多肉植物で多くの種類があります。一般にはケープアロエ、アロエベラ(キュラソーアロエ)、キダチアロエがよく知られています。
ケープアロエは日本薬局方で規定され緩下成分が多い種類で、アロエベラは欧米由来で葉が大きく厚い種類、キダチアロエは我が国でよく見かける種類です。
アロエは古代エジプト時代から使われ、現在でも医薬品、食品、化粧品の分野で広く利用されています。アロエの中国語名は「芦薈」であり、中薬として用いられるのは、アロエベラ、ケープアロエの葉の液汁を濃縮し乾燥したものです。
一般に「便通作用がある」、「傷の治癒促進作用がある」などといわれ、便秘に対してはおそらく有効と思われることから、コミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)もアロエベラとケープアロエの使用を承認しています。
また、アロエベラのゲル(葉の中央にある柔組織存在する粘性の物質)の外用は、痛みや火傷の回復に対して有効性が示唆されています。
副作用(安全性)については、
長期間の多量摂取や12歳以下の小児の摂取、妊娠中・授乳中や月経時、腸の病気の場合、摂取には注意が必要であるとされています。
・妊娠時、月経時、授乳中には使用しないこと。
8-10日間を超える期間の使用、12歳以下の小児、腸閉塞や原因不明の腹痛、炎症を伴ういかなる腸の症状・状態(虫垂炎、大腸炎、クローン病、過敏性大腸症候群など)、痔疾、腎臓障害にも使用禁忌となっていまなす。
医薬品等との飲み合わせ(相互作用)については
・強心配糖体を含むハーブや医薬品との併用で、その毒性を増加させることが考えられるので注意が必要です。
トクサやリコリス、また緩下作用のあるハーブ、コルチコステロイド、利尿薬との併用で、低カリウム血症がより起こりやすくなることが考えられる。
・抗不整脈薬との併用で、その毒性が増す可能性があります。
・アロエを摂取していると臨床検査において、血糖値、血中カリウム濃度、色調を見る尿検査などに影響を与える場合があります。
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