リノール酸(必須脂肪酸)のとりすぎの弊害
番外:薬やサプリの安全性と飲み合わせ - 2010年07月17日 (土)
リノール酸(必須脂肪酸)のとりすぎの弊害
現代人の食生活に油料理は欠かせないものとなっています。リノール酸は必須脂肪酸ですから食品からとらなくてはいけませんが、日常の食生活で十分過ぎるほど摂ることができます。炒め物、揚げ物、ドレッシング、マーガリン、それに加えて加工食品、外食食品にはたくさんのリノール酸が含まれています。
ひと昔前はリノール酸はコレステロールを下げ、健康にいいとされてきました。しかし、最近では、リノール酸は一時的にコレステロール値を下げますが、摂りすぎが持続していくと様々な弊害が出てくることがわかってきました。これが「リノール酸神話の崩壊」です。まさに生活習慣病の陰にリノール酸があったのです。
アラキドン酸はγ-リノレン酸とともにビタミンFと呼ばれる必須脂肪酸の1つです。
リノール酸を含む食品をとるとγ-リノレン酸、ジ・ホモ・γ-リノレン酸を経てアラキドン酸が生成されます。
肉食やリノール酸の過剰摂取によるアラキドン酸の増加は、生活習慣病を引き起こす原因になります。このアラキドン酸には血液を固まりやすくする働きがあります。過剰のアラキドン酸から作られるプロスタグランディンE2は人間が本来持っている免疫機能を低下させるだけでなく、ガンを増殖させる作用を持つと言われています。
また、過剰のアラキドン酸から作られるロイコトリエンがアレルギー症状をより起こしやすくします。
以上のように、リノール酸(n-6系脂肪酸)とα-リノレン酸(n-3系脂肪酸)にはその働きに大きな違いがあります。
とくに過剰のアラキドン酸は過酸化脂質を発生させるだけでなく、血小板の凝集促進、アレルギー症状の増進などの良くない作用を引き起こすとされています。過剰摂取には気をつけましょう。
α-リノレン酸が豊富に含まれている油脂にしそ油があります。オリーブ油とともに推奨される油脂の1つです。
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現代人の食生活に油料理は欠かせないものとなっています。リノール酸は必須脂肪酸ですから食品からとらなくてはいけませんが、日常の食生活で十分過ぎるほど摂ることができます。炒め物、揚げ物、ドレッシング、マーガリン、それに加えて加工食品、外食食品にはたくさんのリノール酸が含まれています。
ひと昔前はリノール酸はコレステロールを下げ、健康にいいとされてきました。しかし、最近では、リノール酸は一時的にコレステロール値を下げますが、摂りすぎが持続していくと様々な弊害が出てくることがわかってきました。これが「リノール酸神話の崩壊」です。まさに生活習慣病の陰にリノール酸があったのです。
アラキドン酸はγ-リノレン酸とともにビタミンFと呼ばれる必須脂肪酸の1つです。
リノール酸を含む食品をとるとγ-リノレン酸、ジ・ホモ・γ-リノレン酸を経てアラキドン酸が生成されます。
肉食やリノール酸の過剰摂取によるアラキドン酸の増加は、生活習慣病を引き起こす原因になります。このアラキドン酸には血液を固まりやすくする働きがあります。過剰のアラキドン酸から作られるプロスタグランディンE2は人間が本来持っている免疫機能を低下させるだけでなく、ガンを増殖させる作用を持つと言われています。
また、過剰のアラキドン酸から作られるロイコトリエンがアレルギー症状をより起こしやすくします。
以上のように、リノール酸(n-6系脂肪酸)とα-リノレン酸(n-3系脂肪酸)にはその働きに大きな違いがあります。
とくに過剰のアラキドン酸は過酸化脂質を発生させるだけでなく、血小板の凝集促進、アレルギー症状の増進などの良くない作用を引き起こすとされています。過剰摂取には気をつけましょう。
α-リノレン酸が豊富に含まれている油脂にしそ油があります。オリーブ油とともに推奨される油脂の1つです。
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